器を整える

からだのこととか

【3日目】早くもケトン体変換の兆行か。ケトフルに見舞われ調べる

さて、翌朝。朝からまたバターコーヒーをいそいそと作る。

今日はギーとMCTオイルの量を初日の倍に増やしてみる。

 

【3日目バターコーヒーレシピ】

MCTオイル 10g 約大さじ1弱

ギー 9g(大さじ1)

ドリップコーヒー 普通に1杯

 

クリーマーの扱いがうまくなってきた。カップの外にコーヒーが飛び出さなかった。一歩前進。うれしい。倍量にしたレシピは、コクが増して美味しい。ギーにも体が慣れてきたのかもしれない。

https://www.instagram.com/p/BwmKsL7gWnn/

#ケトジェニック #糖質制限ダイエット #完全無欠コーヒー 強力まぜまぜ中mtcオイル 大1(10gギー 大1弱 8〜9gドリップコーヒー

 

さてここにきて、良くなると思っていた体調に思わぬ変化がみられた。昨日の下痢は止まったんだが、代わりに頻尿がやってきたのである。1時間、あるいは30分に1回トイレに行くというありさま。体からどんどん水分が出る。

 

加えて、頭の後頭部に鈍痛。何かに後ろから絞られている感覚があって、片頭痛とは違う感覚の頭痛。なんだこれ。。。

 

さらに、体には力が入らないし、頭は痛いし、トイレ近いし、仕事にならーん。

 

ケトジェニックにして体調悪くなる人っているのかなあ、と「ケトジェニック 頭痛」のキーワードで検索してみたところ、これが大ヒット。

 

体の使い方を糖主体からケトン主体に変える際、風邪みたいな症状がでるよ、頻尿になるよ、という情報が、バンバンでてくる。

 

しかもそれは、ケトフル(ケトフルー)と呼ばれているらしい。もう名前まであるのだから、一般的な症状なのだろう。

 

ということは、私の体もケトン体活性の方向に、行っているということになるかもしれない!と、ちょっと嬉しくなりながら読み進める。(ふらふらなのににな)

 

ケトフルが出てケトジェニックを挫折した人も多いという。一人で取り組んでいたら、そうなるだろうなあと思う。そのぐらい、大幅に体が変わっている感があるからだ。

 

ケトン体バンザイ!みたいな本や、ケトいいですよ!というケト推しの情報に中には、意外とケトフルの情報が少なかったような感覚があった。

みなさん「よくなりました、体調が〜」ということは嬉々として語っているが、その途中の苦しさみたいなことは書いていない。

忘れてしまったのか、それとも気にならなかったのか。それともケトを推したい一心で書かれてなったのか。

 

まあしかし、私も本やブログも浴びるように読んでいたから、たくさんの情報を一気に取り過ぎて、「ケトフルあるよ、ちょっとの間、具合が悪くなるよ」ってことを、読み飛ばしていたかもしれない。

 

そこでケトフルメインで調べてみると、

症状・・・頻尿、脱水、疲れやすさ、脱力感、頭痛、吐き気、めまい、胸焼け、イライラ、便秘、下痢、体・口臭、筋肉のけいれん、ふくらはぎつる、発疹、糖の禁断症状

があると書かれていた。結構あるな・・・

 

ちょっと考えてみれば、体の中身を大きく変えるのだから、移行中にゴタゴタがあるのは当然かもしれないんだけど、往々にして自分ごとになってはじめて気づくものだな。

 

ケトン体移行には、問題点があったわけなのである(でも症状はある人とない人の差があるらしい)

 

で、

  • すべての人に糖質制限がむいているわけではない(やせ型の人は向いていない
  • 筋肉ないとつらい
  • ケトフルでは脱水が起こることがある、水分と塩分の摂取してね
  • 一気に糖を落とすと大変だから、制限しすぎずある程度とりながらすすめてね
  • だらだらやると体が大変だから、ケトン体に体を変えるには一気にがっちり糖質制限したほうがよい

という情報をみつける。

 

私はベース、やせ型だ。松坂慶子さんみたいな、思わずさわりたくなるぽちゃっとした、ああいう感じが個人的は好きなんだけど、悲しいかな理想と現実は違う。以前整体の先生に、「日本人は、やせ型2割、普通6割、太りやすい型2割です。それは体質だから受け入れるべし」と教えられた。食べても太れないという体で、痩せの大食い、ストレスが強くなると食べても食べてもガリガリになっていく。

 

大食漢なのは、体が栄養を受け入れていないからで、そんだけ食べても太れないってことはずっと栄養失調状態だと思った方がいいと整体の先生は言っていた。

 

もっとも40代に入って代謝も落ち、また転職してストレスが大幅に激減して、やせなくなってしまい、いまは標準体重ぐらいになった。

 

こういう場合はやせ型か?私はケトジェニック向いてない派なんだろうか。BMIを測ったほうがよいだろうか。

 

次に「筋肉がないとつらい」について。ケトン体エンジンは酸素、筋肉と仲良しみたいだ。体の中によりうまく回すために、どうやら筋肉が必要らしい。

 

私の体に筋肉はない。人並以上にない。それに1日中パソコンに向かうので運動はほぼしない。歩くのもほとんどしてない範疇に入る。しかもかつて体育という体育は見学してきた派だから、筋肉が無いのは間違いない。

 

筋トレクラスタの人たちがケトジェニックに多いのはこれが理由かしら? ということは、食事と一緒に筋トレも一緒に必要なのかもしれない。

 

なんかものすごく向いてないものに手を出してしまった感がひしひしと。

 

めげずに、じゃあ、ケトフルを解消するためにどうするかなんだけど、これは取り急ぎでは糖をとるか、水分をとるか、足りてない栄養素(ミネラル、ビタミンなどたくさんありすぎた)を補給するのがいいような感じを受けた。

 

糖質量比較

なにも制限していない食事   ・・糖質300g/1日

軽い糖質制限 ・・・・・・・・糖質60〜120g/1日

厳しい糖質制限・・・・・・・ 糖質60g/1日

スーパーケトジェニック食 ・・糖質15g/1日

 

(引用は本、インスタ、ネットなどで、信憑性は?です。後でちゃんと調べ必要)

 

食べていい糖質量、けっこう幅がある。これは糖質量を自分でもある程度測って、把握した方が良さそうだ。なんとなくだと自分がどれだけ糖質を取っているのかわからない。

 

 

糖質制限中の糖の取り方については、糖を少しは摂ったほうが良い派と、糖を一気にやめるべし派が存在するらしく、読む本によって、このあたりの内容は大きく違っていた。今現在でも、まだ意見が分かれている最中なのかもしれない。

 

結局、全員の体にあてはまる正解なんてない。

 

だから、自分の体に聞いて、ゆっくりと、ベストバランスを見つけるしかないんだと思う。もっともそれには数年単位かかることもあるだろう。

 

本当にしりたければ医者に行けってどの本にも書いてあるけれど、病気の人ならまだしも、病気がない状態で医者に行って血糖や栄養バランスをみるのは自由診療っぽいし高額そうである。

 

そもそも、糖もケトン体もデュアルエンジンなんだから、どっちがいいとか悪いとかではなく、どちらも自分の体内で上手く使えていればいい。自分が楽になれればそれでいい。それには、やっぱり実験してみるしかない。

 

私が切り札的として考えていることに、こういう食事チャレンジは趣味ということ。

 

食事のことは、真面目に突き詰め過ぎてはいけない。

世の中にいろんな食事制限あるけれど、けっこう亡くなってる人いる。

続けるなら、体の調子が良くなる方向で。

最終的に、話のネタになればそれでいいって余裕を残しておきたい。

 

しかし情報を読むほどに、情報に幅があり過ぎる。

船酔いに似た、情報酔いに陥った。

 

こういうとき、私は自問自答する。目をつぶって「情報の波の中で迷子にならないようにするためには?」と自分の体に聞いてみる。すると過去に得た知識の総体が、フィードバックしてくれるような気がしている。

 

で「目的を決めておくことだ。旅行で目的地を決めるように」と答えてきた。なるほど、と思って自分の目的を確認する。

 

  • 私の体内で糖は本当に余っていたのか?を知りたい。
  • ケト食を1週間続けて、体がどうなるか知りたい。
  • 自分の体に最もバランスする食事を知りたい。
  • 空腹感がない、調子がいい、集中力がある体になりたい。

 

この4つが目的。目的を明確にして、ケト実験を続けることにする。

 

この日、バターコーヒーでは満たされない空腹感が朝から強くあり、すぐさま朝食を作る。

 

ケトフル対策として、ここで糖を補給するため、久しぶりに白ご飯 を食べることにする。それとスープ。

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【メニュー】

オムレツ(エリンギ、玉ねぎ1/2、シーチキン1缶、卵2玉)

きゅうりとカニカマ 酢醤油あえ

白飯 軽く茶碗1杯

小松菜としいたけのスープ(塩コショウ味)

 

 

 

あまりにお腹が空いていて、掻き込むように食べてしまって、写真を撮る余裕ができたのは食べ終わりの頃だった。写真に撮るのは続けるための記録を録りたかったから。何を食べたかななんて、すぐに忘れてしまう。

 

ご飯を食べると、体が楽になった感じがした。ああ、ご飯って、乾いた砂に染みていく水みたいに体に吸収されていく感がある。

 

しばらくして、トイレの回数がややおさまってきた。1時間半~2時間に1回になった。

 

やっぱり、糖の摂取量は、少し上げた方がいいかもしれない。

 

 つづく